寺山修司演劇祭 〜世界の涯てまでつれてって〜 参加作品

ドキュメント「71歳・俺の寺山修司と天井桟敷」

〜涙ぐむ戦艦〜

寺山修司の死後、その精神を継承し絶唱を続ける元・天井桟敷の昭和精吾。71歳を迎えた今も、マイクアジテーションは健在である。
ザムザ阿佐谷の壁一面のスクリーンに当時の資料を投影しながら、昭和精吾の中の寺山像、天井桟敷について語りつつ、寺山の詩・短歌・劇中の台詞を音にしていく。

副題の［涙ぐむ戦艦］とは・・・「この戦艦は、観客とのジャンケン戦争ののち青森港を出航する。現実と虚構の波間を蛇行しながら果たして寺山国家論に着岸できるのか？
艦長・昭和精吾、水先案内人・こもだまり、イッキ、そして密航者は誰だ？　乗船して見届けよ！」